応援をしてきてくれた皆さんへ

このサイトを見てくれる皆さんは、もう知っている事と思います。ご報告が遅くなりごめんなさい。
2月7日に国との話に決着がつきました。
応援してくれていた皆さん、耕の事を大好きでいてくれてる皆さん 本当にありがとうございました。
秘密条項を入れない事と、謝罪の言葉を入れた文言が欲しいと言う条件付きで進めていき、謝罪の文言はもらえませんでしたが、秘密条項は入れないと言う事の願いは通り、話を公に出せる事になりました。
今回、こういう結果を得られたのは、解剖が出来た事により本当の死因が分かった事、弁論準備の時に色々出てくる証拠の中で、上から写した写真のコマ撮りが出てきて、映像がある事が分かり、その映像の一部ですが、見る事が出来たからだと思います。
コマ撮りで写した写真を見ながら、映像としてこちらが見たいと言った15カ所と被告側12ヶ所(ほぼ重複)の映像を見ました。
写真では分からなかった、音や気配と耕の様子をはっきりと感じ、ただならぬ状況でした。

15日 病院から帰ってきてから、ずっと体の異変を感じ、お腹をさすっている。
痛い痛いと言っている。おかしい、治らないんだよと訴えているのに、何か行動を起こしてくれない職員の人達。
15日の夜は殆どねむれずにいる。
16日の朝には、もう耕の普段の声ではない。
そんな様子は写真では分からない、と思いました。
時間がたてばたつ程悪化してゆく耕の様子が、たくさんの映像に記録されていました。
倒れた回数は、映像の中で確認できたのは8回、トイレに行った回数も普通では考えられないくらいの回数、嘔吐、嗚咽も何回も、くり返していました。
そんな普通では考えられない状況が30時間以上、続いていました。
職員も准看護師も倒れてるのにすぐかけつけようともしなかったり、信じられない行動ばかりでした。
この事をどうにかしようという行動ではありませんでした。
この事をどうにかおさめようという行動でした。
職員の人達から出てくる言葉も、信じられないものばかりでした。

映像を見て思った事

30時間以上も時間があったのに、何で、誰一人、耕の事を助けようとしてくれなかったんだろうと思う。
確認できるだけで20人くらいは耕の事をみていた人がいたのに、この中の1人でも、おかしいと思ってくれて、動いてくれる人がいたらとただただ悔しい気持ちになりました。
私は、この場にいた人達に、少しでも人間らしい気持ちや自分達が普通じゃないって事を分かって欲しいと思っています。
その事を感じて欲しいので、私はこれからも、この起きた事は、機会を作って話していきたいと思っています。

だから、これからも、皆さんに協力をお願いする事もあると思います。
そんな時は、どうか一緒に動いてくれませんか。どうか よろしくお願いします。

私事ではありますが、耕から 生きる事の意味をたくさん教えてもらっていると感じています。
その事を感じて今もいるので、これからも、頑張りたいと思います。
皆さんありがとうございます。

耕にありがとう!その気持ちでいっぱいです。

伊藤満寿子

応援してくれている皆さんへ

10月1日 早稲田ZONE-Bで、弁護士さんにたくさん話して頂きました。

9月30日のWEB会議では
国からの返答は、どちらの条件ものめない形での和解には応じるとの話でした。

  1. 秘密条項は入れない
  2. 責任を認める文言が欲しい

この2つの条件がこちらの申し出でしたが、

  • 1については、条件付きで公開する範囲の制限をしたい。
  • 2については、文言は残せない。
というものでした。

2については、やむを得ないと答えたけれど
1については譲れない旨を伝えました。
そうしたら、国側は持ち帰り話すという事になり、
次回、11月18日午後3時30分にWEB会議で話をする事になりました。

そのことを踏まえた上で、10月1日は、弁護士の先生方に色んな話をして頂きました。

皆さんからの応援がとても救いになっています。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

伊藤満寿子

応援をしてくれている皆さんへ

ずっと、説明が出来ずにいてすみません。
5月18日のWEB会議の時から裁判所からの提案があり、その事について迷いながら、7月半ばまで悩んでいました。
7月27日に弁護士さんと裁判所、国との3者のWEB会議があり、裁判所側からの提案を受ける形になりました。

提案というのは、
被告(国)には過失、因果関係があるという有責前提としての和解の提案です。
こちらも

  • 秘密条項は入れない
  • 責任を認める文言が欲しい
の条件付きでその話で進めていく事にしました。
国側も関係機関と相談するという事で、今はその返事待ちです。
9月22日 国側からの返答、9月30日 午後2時WEB会議と予定しており、今、国側からの返答待ちです。
10月1日 早稲田ZONE-Bで、LIVEと一緒に、裁判の報告をさせて頂きたいと思っています。
前日にどんな話になっているか、説明も出来ると思います。これまでの話とこれからの話をするつもりでいます。お時間がとれる方はお越し頂きたく思います。
もしお越し頂けなくても、改めて報告はしていきたいと思っています。

応援をしてくれてる皆さんへ

耕の事を忘れずにいてくれ、見守ってくれている皆さん、ありがとうございます。

被告・国に対して、どこに過失があるのかをしぼりこむ為に、2年近くの間、弁論準備を10回重ねてきました。
相手側に色々出してもらいたい内容の事もあり、詳しくお話ができなかった事、申し訳ないです。

しぼりこむ事もようやく出来てきて、次回のウェブ会議の時には、これから、どうやって審議していくか大まかな進行の話が出来そうです。
審議が始まれば、証人を呼んだり、その時のことが、明るみに出てくると思います。
そうなった時には、皆さんに、話も聞いてもらえ、伝える事が出来ると思うので、それまで、どうか応援をよろしくお願い致します。

審議が始まる時、傍聴を出来る形で始める事が出来たらと思っています。弁護士の方に頑張ってもらう事をお願いしています。

耕が、いつも頑張ってきた闘う心が、本当の部分に届く様にと願うばかりです。

これからも よろしくお願いします。

伊藤満寿子

いつも、ありがとうございます!!

2022年3月3日 午前11時

書面による準備手続き(ウェブ会議)
(弁論準備)

原告:

  • 主張関係 第10準備書面(ウェブ会議のため未陳述)
  • 立証関係 甲A15(ウェブ会議のため未提出)

被告:

  • 主張関係
  • 立証関係 乙A28(ウェブ会議のため未提出)
    (乙A26の証拠説明書の訂正書面の提出あり)

2021年10月27日(非公開)

《国家賠償請求訴訟》

Web会議

原告:

  1. 国に対する過失主張の整理
  2. 月形町の主張に対する反論
  3. 医学的知見(文献)の追加

被告・月形町:

  1. 求釈明に対する回答

被告・国:

  1. 求釈明に対する回答
  2. 診療経過一覧表の確認

次回期日 2022年1月12日午後3時〜
Web会議